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■ 指定大学院に合格するための勉強法
4年制大学で心理学又は心理学隣接諸科学を専攻した人が臨床心理士になるためには、卒業後5年以上の心理臨床経験が必要となります。その場合の最終受験可能者は、平成17年8月31日までに5年以上の臨床経験を積んだ人で、最終受験年度は平成17年度(平成17年11月予定)となっています。それ以降、4年制大学卒業者は臨床心理士試験を受験することができなくなり、指定大学院に進学することが必要となってきます。

このように、今後、臨床心理士になろうと考えている方は、指定大学院に入学することが必須条件となってきますのでご注意ください。

また、指定大学院は大学で心理学を専攻していなくても受験することが可能です。他学部出身者の方は、大学の心理学科に入学し直して、その後大学院に進学するという選択もありますが、いきなり指定大学院に進学することもできるわけです。大学によって、他学部受験者の受け入れは様々ですが、実際に他学部卒業者が心理学科を経ないで、大学院に合格している例は数多くあります。

ここでは、指定大学院に合格するためには、どのような参考書を使い、どのように勉強をすればよいかを紹介いたします。もちろん心理学科卒業者の方にも参考になると思いますのでご一読いただければと思います(書名をクリックすると購入できます)。


<心理学の基礎>
入門レベル:心理学の基礎(培風館)心理学(東京大学出版会)
中級レベル:キーワードコレクション心理学(新曜社)心理用語の基礎知識(有斐閣)新・心理学の基礎知識(有斐閣)

まず入門書をざっと一通り読んで、心理学とはどういった学問かをつかんでおきます。その後、もう一度読んで、各単元で重要な用語や概念をまとめておきます。それが終わったら、中級レベルのテキストでさらに詳しく勉強し、まとめておいたものに足りない部分やさらに必要な部分を付け加えていきます。まとめる際には、各用語について、数行でまとめたもの、十数行でまとめたもの、A4一枚程度でまとめたもの、というように何パターンかを用意すると良いです。受験する大学院の過去問を取り寄せ、その出題形式にあわせてまとめておくと有効でしょう。

<専門分野>
臨床心理学:心理臨床入門(新曜社)臨床心理学(岩波書店)カウンセリングの理論(誠信書房)
精神医学ハンドブック(創元社)臨床心理士になるために(誠信書房)
発達心理学:発達心理学入門T(東京大学出版会)発達心理学入門U(東京大学出版会)
社会心理学:現代社会心理学(東京大学出版会)

大学によっては、臨床心理学、発達心理学、社会心理学といった専門分野について、論述問題が出題されることがあります。その対策として、上述の本を一通り読んでおくことが必要です。大学によって出題される分野や傾向がある場合は、その部分を重点的に勉強しておいたり、自分なりにまとめてみたり、論述問題と解答をセットで作成しておくことも有効です。

<その他>
辞書:心理学辞典(有斐閣)

説明の偏りもなく、内容も新しくてとてもよい辞書です。心理学の基礎や専門分野についてまとめたものに、足りないところを補充したり、テキストの古い部分をリニューアルしたりするのに有効です。

用語集:必修1000心理学基礎用語集(啓明出版株式会社)学術用語集−心理学編(日本学術振興会)
心理用語が英語と一緒に載っています。用語のみの本ですが、重要な心理用語をチェックするのに役立ちます。大学によっては心理用語を英語で記載し、その意味を説明させるという問題が出題されますので、用語を覚えるときに英語を一緒にチェックするということも必要となってきます。

また、大学院入試では英語が出題されることが多いです。その場合は、まず過去問をやってみることをお勧めします。受験時間内にどれだけ解けるか試してみましょう。心理学用語(単語)の訳は、決まっているものが多いので、それをチェックするのに上述の用語集が非常に有効です。また、過去問の全訳をしてみたり、可能であれば添削を受けたりすることが合格の早道でしょう。


■ 他学部からでも指定大学院に合格するための勉強法
上の項でも若干書きましたが、指定大学院は大学で心理学を専攻していなくても受験することが可能です。他学部出身者の方は、大学の心理学科に入学し直して、その後大学院に進学するという選択もありますが、いきなり指定大学院に進学することもできるわけです。大学によって、他学部受験者の受け入れは様々ですが、実際に他学部卒業者が心理学科を経ないで、大学院に合格している例は数多くありますし、私もそのうちの一人です。

私を含めた他学部出身者は、自分の関心のある事柄(たとえば、依存、非行、虐待など)については、いろんな本を読んでいて詳しく知っているのですが、どうしても知識が偏ってしまって、心理学全般の知識に乏しいとところがあります。指定校受験では、心理学全般の知識を要求されますので、勉強を開始する際にはその点に十分気をつけなくてはなりません。

私の場合は、指定校受験のための予備校に通っていました。そこで心理学全般と心理英語、研究計画書を教えてもらいました。心理学の教科書を勉強するのははじめてだったため、最初はどのように勉強していけばよいのか、何が重要でどのように解答を作成していけばよいのかということが全くわかりませんでした。しかし、何度も解答を作成する練習をし、講師の先生にポイントを教わっているうちに、どこか重要なのかということがわかってきました。私の場合は予備校がどうのというよりも、自分に合った講師の先生に巡り会えたことが合格の秘訣だと思います。また、通学過程の良いところは、一緒に勉強する同士が得られることです。同じクラスの人と友達になって、一緒に勉強会を開いたり、情報を交換することで、お互い刺激にもなったし、効率的な勉強ができたのだと思います。私の通った予備校は、私の入学した年の前年度は全く合格者がいませんでしたが、私のいた年度は、私を含め、一緒に勉強した友人がほとんど合格しましたので、合格率が非常に高くなりました。

心理学の予備校はたくさんありますので、資料を請求したり、実際に行ってみたりして予備校を決めていけばよいと思います。


■ 指定大学院の受験生におすすめの本
受験生にとっては、よい参考書に出会うことが合格への近道です。心理学を勉強しはじめたばかりの人、特に心理学科出身者ではない人にとっては、どのような参考書を勉強すればよいか、頭を悩ませる問題だと思います。出会った本の情報が古かったり、著者の主観が強すぎて内容に偏りがある本は、受験生にとっては好ましくありません。ここでは、多くの大学院合格者が使用している参考書を紹介します。「指定大学院に合格するための勉強法」でご紹介したものと重複しているものもありますので、ご了承ください。

1 心理学辞典(有斐閣)
*現在出版されている心理学の辞典の中で、最も使用されている辞典だと思われます。理論の偏りもあまりなく、内容も適度で受験生にはもってこいの辞典です。情報が新しいので、テキストで勉強した内容を再確認するのにも役立ちます。

2 臨床心理学キーワード 有斐閣双書―KEYWORD SERIES(有斐閣)
*臨床心理学の基礎知識から最近の臨床心理学の課題、動向までの基本的用語・キーワードを解説した事典です。重要な110のキーワードの解説を1〜4ページで解説してあります。

3 心理用語の基礎知識新・心理学の基礎知識(有斐閣)
*大学院受験者に幅広く愛されている本です。受験会場ではほとんどの人が持っていることに驚きました。

4 心理臨床大事典(培風館)
*臨床心理学、精神医学、障害教育など、心理臨床の分野に関係する広い知識を集めた大辞典です。これ1冊でかなりの情報量です。臨床心理士試験にも通用します。

5 心の臨床家のための 必携 精神医学ハンドブック(創元社)
*小此木啓吾編集。精神分析系の大学院受験者は必携です。心の病気に関する基礎知識、診断の際のポイント、薬の使い方や副作用、精神的変調をきたす体の病気など、心理臨床家が知っておくべき精神医学の知識が満載です。最近注目されている話題も紹介してあります。

6 心理学キーワードコレクション(新曜社)
*最新の心理学を100のキーワードで学ぶ本です。環境の認知,学習,記憶,動機づけ,感情などの9つのジャンルを取り上げて丁寧に解説してあります。

7 Hilgard's Introduction to Psychology(Thomson Learning)
*心理学のすべての分野を基礎・応用問わずバランスよく網羅し、やさしくわかりやすい文章と豊富な学術的資料で解説する心理学入門書。アメリカの大学の心理学科で使用されている教科書とも言われています。大学院試験の英語対策に使用するとよいでしょう。

8 DSM‐IV‐TR―精神疾患の分類と診断の手引き(医学書院)
*「DSM-4-TR精神疾患の診断・統計マニュアル」から各精神疾患の診断基準だけを抜粋して小冊子にまとめたものです。境界性人格障害とは何か、不安障害とは何かなど、診断名を詳しく知るためには最適です。

9 カウンセリングの理論(誠信書房)
*精神分析療法、行動療法、来談者中心療法など、様々な心理療法をバランスよく取り上げて説明してある本です。

10 心理テスト法入門―基礎知識と技法習得のために(日本文化科学社)
*どんな心理テストがあるのだろうか、どう使ったらよいのだろうか、問題解決の目的にかなった心理テストはどれだろうか…といった困ったときのガイドブックです。実際に活用されている心理テストを網羅してあります。

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